ロンドンで中国拳法を習う

イギリス

コロナで変わったこと

パリで太極拳を習い始めて、そろそろ10年になります。

ロンドンへ越してからも、仕事の関係で月1回はパリに行くことがあったので、時間の許す限り教室へ行ってました。

コロナが始まってからはパリへ行くことが激減したので、パリの先生に会うことはかないませんが…

なんと、コロナのせいで中止になってしまった教室の穴埋めをするためにオンラインクラスが開催され、

ロンドンから参加することが出来るようになりました^^

コロナで変わったことと言えば、やっぱりこれが大きい。

オンラインで行なえることがぐっと増えた。

私はコロナの前からリモートワークなので、仕事はいつもスカイプ会議。でも会社の中では私だけが自宅からの参加でしたが、今はほぼ全員が自宅から。そんな状況が1年続いた今は、普通に日常になってます(笑)

太極拳だって、オンラインでできるなんて… コロナの前は思いもよらなかった(笑)。

ただ、やっぱり対面での稽古とはくらべものにはならない。オンラインでできるのは、今持っているスキルの現状維持が精いっぱいだなあ、と今回パリに行き、超久しぶりに対面クラスに(野外でしたが)参加してしみじみと実感しましたが。

八極拳にあこがれる

ブログの記録を見ると2018年にロンドンで太極拳クラスを見つけ、試しに行ってますね、私。

この太極拳クラス、その後1年ほど通いました。けれども、1年たってもやっぱり先生と合わず… やめてしまいました。

どんなに違和感感じても、最低1年は頑張ってみよう!と思っていたのですが、1年たっての結論は「この先生… 1年たっても、まだ私がほかの流派から来たこと気にしてるんだな~」ってこと。

何かにつけ、注意されるときにひしひしと感じる「君は違うから」みたいな(被害妄想かもしれませんが)のに、どうしても慣れないし。なんか楽しくない。

他の流派といいますが、太極拳の様式の中では、パリの先生もこの先生も同じ「楊家」です。

でも、逆に同じ様式だったのが鼻についてしまったのかもしれません。

そう思い、思い切ってやめたとき… ロンドンではまったく違う様式の太極拳か、ほかの中国拳法を習ってみようかなと思いました。

結局、パリの先生とは1~2か月に1回は会えてたし、年に何度か合宿も参加させてもらっていたので。

私にとっての太極拳のお師匠さんは、なんだかんだ環境が変わってもこの人なんだ!と実感したのもあります。

なら、この太極拳の肥やしになるような、ほかの拳法を習ってみたほうが、無理に気に入らない太極拳を習うよりいいんじゃないか?

と思うように至ったのです。

太極拳は中国拳法の中でも「内功・Internal」と呼ばれる拳法です。いわゆるカンフーとかは「外功・External」と呼ばれ、力の使い方が違います。

同じ「内功」の拳法は、八卦掌、形意拳などがありますが、カンフーっぽくって力強いのに実は内功な、八極拳もあります。

その昔、中国の皇帝のボディーガードはみな八極拳の達人だったとか… なんかかっこいいじゃないですか(笑)

ネットで調べてみると、うちからそれほど遠くないBattersea公園で教えている先生を見つけました。

が、八極拳(Baji quan)じゃなくて、八極戦道(Baji Zhandao)

何が違うんだろう?と思ってググってみると

Baji Zhandao

どうやら、八極拳から派生した、現存するチェン師父が創作した現代的な拳法ということが分かりました(実際、中国拳法なのにナイフとか拳銃への対処なんかもあります)

面白そうだから、やってみよう!とコンタクトを取ったのが、2019年の10月だったかな?

それ以来、2021年今現在まで続いています^^

イギリス人の先生

創始者は北京に住んでいる中国人の先生ですが、ロンドンで教えているのは(私よりもかなり若い笑)イギリス人の先生です。北京に3年ほど住んで習得したとか。

毎回クラスに来ているのは、もう何年もやっている古参の人がほとんどで、2年目になる今でも私が一番新参者(笑)。というか、何人も新しい人来たのですが、続かないで辞めていってしまう。

ロンドンで本当~に実感するのは、

ロンドンは大きい。外国人も多い。経済もすごく流動していて活動力のある街

ってこと。本物のメガロポリスなんだなあと。

みな、ここへ来て、そして去っていく。

イギリス人でも仕事が変わったり、違う町に引っ越したり、変化が多い。

パリよりも、いろんな意味でダイナミックに動いてるなあと。

なので、こんな習い事もいろんな事情で続かない人が多いのです(単に続かない人もたくさん見たけどw)

という訳で、今日も下っ端で頑張っています(笑)

太極拳との違いは?

太極拳に比べると、やっぱり習っている人の年齢層がまず違う(笑)。

太極拳は平均年齢65歳くらいか(笑)もう50に程近い私ですら、若いねえと言ってくれる唯一の場所(笑)。

八極戦道のほうは、一番年上が50歳。だいたいみんな30代~40代って感じ。そして男子が圧倒的に多い。

それから、私の習う「伝統太極拳」はかなり拳法の要素が強いとはいえ… やっぱり八極戦道のほうが断然に拳法的なトレーニングが多いです。拳の打ち方やキックなんかも、かなりやらされるし。太極拳にはない要素、受け身や転び方も習います。

いくらナイフクライムの多いロンドンとは言え、(この歳で)別に戦う術を習いたいわけではないのですが…(笑)

でもこの八極戦道のおかげで中国拳法についての造詣が深くなりました。

いつかこのコロナが落ち着いたら、中国へ行って創始者の先生に会ってみたいな~とひそかな願望が生まれました^^

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