船の生活

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娘とパパの、船での生活が始まりました。

私は週末に合流するだけなのですが、面白くもあり、面倒くさくもあり・・・

住んでみないと分からないことってあるもんです。

私たちの住む船はハウスボ-トと呼ばれる船で、結構大きいです。

主に居住用に作られているので、普通のアパ-トに比べ、そんな不自由と言う事はないです。

ボ-ト住まいというと、イギリス人はまずナロ-ボ-トを思い浮かべるようですが(てか、私も一人だったらナロ-ボ-ト住みたい☆)、私たちの船はもっと幅広く、長く。80m²ぐらいあります。

家族3人、ゆったり住めるぐらいのスペ-ス。

寝室2つにキッチン、バス。それに居間とワ-クショップ的なDIY空間。

このDIYスペ-スが船上生活を物語っていると言うか・・・

とにかく、いつも何かしら直さなければいけないところがある。笑

まあ、でもこれはボ-トだけじゃなく、一軒家を持つ人なら多かれ少なかれ、そうかもしれません。

フランス人も大概の補修は自分でやっちゃうので、一軒家持ってる友人は確かにDIYスペ-ス持ってるわ・・・(笑)。

ボ-トの場合だと、直すのがポンプだったり、排水ホ-スだったり、エンジンだったり、ちょっと特殊になりますが。。。

前のオ-ナ-さんが重複して持ってるからと、道具類を一揃い置いていってくれたのですが(ご両親が亡くなって、その家を引き継いだとのことで、おそらくすべて揃っていたのでしょう)、旦那は旦那でセットになってるものを買っていました。

うちの人・・・DIYにはあんまり向いてないんですがね(笑)。大丈夫でしょうか・・・。怪我だけしないでくれたらいいけど・・・やる気は満々のようです。

電気・水道ってどうなの?

これ、住む前は不思議でした。どうなってるんだろうって。

普通のアパ-トとかって、プラグに差し込めば電気なんて簡単に使えるじゃないですか。船ってどうなの???って思ってたけど、基本的は一緒。

船内、普通にプラグがあちこちあって240V。普通普通。

ただ、船外にすべてを集結する電気コ-ドがあって、停泊所の供給ポイントにあるプラグに、コ-ドをずりずり持って行って差し込むだけw。

船の中で使っている電気機器はすべてこのプラグに集結されてるのか~と妙に感慨・・・

でも、本当は2回線あって、航海中はエンジンからバッテリ-を使って供給するのだけど、その場合、家電類はこっちの回線に入ってないそうで・・・使えないみたい。水道のポンプとか、照明とか・・・必要最低限のものしか、そっちの回線には繋がってないみたいです。

旦那は将来的にはソ-ラ-パネル買って、電力の面で自立したいみたい。

停泊場の電気料金が、普通のアパ-トとかでの電気使用料より、若干高めの設定らしくって・・・(ぼったくられてる?ということ???)

ソ-ラ-パネル、買うとなると結構な出費になるので(パネル+バッテリ-)いつ出来るか分からないけれど、エコの面からも私はいいと思います。実現するといいな。

水も同じで、船からホ-スをずりずり。蛇口につないでOK!笑

普通の家と違うのは、タンクが搭載されていること。これも移動中の水を確保するため、主要タンクと予備タンクと二つ内臓されてるそうです。

まあ、停泊場では常に蛇口につないだまんまなので、普通に制限せず使ってますが・・・

ただ・・・水を使うと、タンクから吸い上げるためポンプが作動。

ダッダッダッダッダッダッ

というコンプレッサ-の音に最初はビックリしましたがwww。

もう慣れました(笑)。私も大雑把な性格なので・・・そういうものと思っていれば気にならない。

 

トイレは・・・?

トイレはちょっと大変・・・。ハイドロニック式のトイレとかで、いわゆるタンクがあって、そこから定期的にバキュ-ムしなくちゃいけないわけです。

英語で「ポンプアウト」って言うんですね(笑)。船用語で最初に覚えましたわ(笑)。

うちは、このバキュ-ム用のポンプを隣と共有してるため、いつも繋いである訳ではありません。2週間に一回くらいの割合で「ポンプアウト」しないといけないです。

・・・これが、けっこう・・・

太い、下水用のホ-スをポンプに繋いでブツたちを吸い上げます(汚くてすいません)。

全部とれたら、今度はタンクに水を入れて吸い上げます(清掃のため)。これを2回ぐらい繰り返して終了。

5分~10分の作業なんですが、何ともダイレクトというか・・・自分で出したものは自分で始末する・・・。ああ、なんてプリミティブ。

でもこれで肥やしを作るとか・・・昔の農家さんすごい・・・私には無理って思いました(笑)。

これでも・・・せっせとやらないと、詰まったときはタンクの中に手を入れての作業になると、前オ-ナ-さんに脅かされているので(キャ~~~~!!!)かなり、大事に扱っています(笑)。

テムズ川は潮の干潮がある

特に、うちの船が停泊しているのはテムズ川の中洲のような小さい島で。停泊場になっている側は水が浅く、干潮時には川底が見えます。

船も泥の上に座っている感じ。

今は(9月)、干潮の時間が長いような気がしますが(ほとんど水がない)季節によって変わるのかしら???

水が無い時はいろんな水鳥が沢山来ていて、なにやらついばんでいます。見ているとすご~く和む時間♪

満潮の時は船も浮く分、船着場より高い位置になります。渡るためにおいてある渡し台みたいなのが階段状になってしまう。

潮が満ちてくる時、船の中にいると。

船内のあちこちでちいさな物音が、聞こえてきます。

「あ~、水が来たんだな」と分かります。

コミュニティ-がある

船に住むような人って(自分は棚上げ)、孤独が好きな変わった人が多いのではと漠然と思っていました。

が、意外と人なつっこい人が多く・・・ファミリ-だったり、リタイアした老夫婦だったり、若い外人カップルだったり、独身ア-ティストだったり・・・いろんなタイプの人たちが住んでいます。

助け合いの精神は強く、でも結構自由人ナ感じで、ゆる~く大人のコミュニティが形成されているようです。

宅配とかは、不在時でも別に頼まなくても受け取ってくれてるし、子供がいると色々話しかけて気にかけてくれているみたい。

娘は私より近所情報に詳しくなってました(何処の船には犬がいる。あの人はウサギ飼ってるとか、彼女の興味の向く情報ですが。。。笑)。

島に渡るには大きな橋があり、鉄の扉があって暗証番号がないと入れないので(監視ビデオもある)住人しか、入ってこない。

なので、ほとんどのボ-トの住人は船の鍵かけないんだそうで・・・(笑)ここは昭和か?と錯覚しそうな、ゆるさです・・・。

冬は寒いかも?

船は前のオ-ナ-さんが改装時にあちこちに断熱材を仕込んでくれていたおかげで、思ったより暖かいのですが。やっぱり床下すぐ水ってことで・・・真冬は寒いらしいです。

船の暖房はセントラルヒ-ティング。灯油ヒ-タ-式

灯油は、時々流れで売りにくる船を捕まえるか(笑)、隣人たちと合同で給油船を呼ぶんだそう。

このヒ-タ-が灯油食うらしくって・・・暖房費、高くつきそう・・・

船内には薪スト-ブがついているので、前オ-ナ-さんは去年までそれを使っていたのですが、対岸のマンションから薪スト-ブの煙と匂いについて苦情が入り、今年から禁止になったんだそう!(ほとんどの船に装備されているので、皆使っていたらしい)

せっかくの薪スト-ブ、無用の長物と化してしまいました・・・。

なら、この薪スト-ブ売って、ペレットスト-ブ買おうよ、と言ってるのですが・・・それも一応管理会社の承認を取らないといけないらしく、この冬は無理かな~という感じ。

ペレットは無臭・無煙で問題ないはずなんですがね。

色々、改良すべき点は多々あるのですが・・・

自然に近しいこの感じ・・・私は好きです。

以前ブログにも書いたように、わりとパリで暮らしているアパ-トを似ているな~。国が変わってるのに、違和感無いぞ、と(笑)。

いいところも悪いところも含め、私たちらしい選択だったと思っています。

“船の生活” への2件の返信

  1. こんにちは!
    船の生活、すごい!興味ありありなので、楽しく読んでいます!今回は、かなり生活に関して、全然知らなかった事が事細かに書いてあったので、めちゃめちゃ勉強になりました。特に、トイレの件とか…ふむふむなるほど。電気も、水場だし大丈夫なのかなーとかって思ったのですが、普通に大丈夫なんですね。テムズ川は、川なのに潮の満ち干きがしっかりあるというのは、以前リッチモンドでボートに乗った時に、聞きました。面白いですよね、海みたい。娘さんなんて、きっと楽しいでしょうね、船の生活なんて!Kolyrさんが、移住したら、いつか、遊びに行きたいです(笑)。

    1. Mifofo_tonさん、コメントありがとうございま~す。まだ何にも揃ってない、キャンプ生活のような船ですが、いつでも遊びにきてください(笑)。マリ-ナみたいな、水が調節されているところだと、影響ないみたいですが、我が家のように川辺だと、多かれ少なかれ潮の干潮満潮に左右されますね~。Mifofo_tonさんもまだ引越しの余韻でお忙しいかと思いますが、がんばってくださいね~。

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