ロンドンに移住したい-家探し編⑤

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ハンプトンコ-トの夢の島エコ船が、「動物不可」という条件の為、あえなく断念した私たち。

思った以上にショックでした。

あの、静かな環境、緑の多いすばらしい景色・・・シ-クレットガーデンそのものの島・・・ああ!なんで猫だめなの!!!

でもまあ・・・こうして少しロンドンに慣れてきた今にして思うと、仕事するには必ずしもいい環境ではなかったかもな~と思います。

だって、ロンドンの電車って時間通りこない。

まじ、こんなに頻繁だとは思いませんでした。電車の遅れ・・・。パリでもそんなないわ~。南仏か、イタリアレベルだわ~(笑)。結構ラテンなのかしらん?イギリスって???

これ、仕事してたら・・・とんでもなく大変なんじゃ???

ハンプトンコ-トは電車一本でロンドン中心地まで行けるけど。逆に言えばその電車しかない訳で(笑)。

電車で40分って、他の交通手段ではとんでもなく時間のかかる距離だよな~と実感。

と、いうのも。このエコ船の次に見に行った船が、最終的に私たちのホ-ム・スイートホ-ムとなりました。

Zooplaでは私たちの選択肢に該当する船をほぼ見学しつくした為、旦那が別のサイトを探し出しました。

LondonTideWay という船専門のサイト。そこに出ていた2艘を見学したいという。

一艘目は、

一番最初に船をみたドックアイランドに近い、ロンドンエアポ-ト近くの停泊所にいるという。カ-ゴ船の中古で、船後方部に居住スペ-スがあり(居間1寝室2キッチンバストイレ)、前方は積荷を載せていたため広大なスペ-スがぽか~んと空いている。何を運んでいたのか知らないけれど、大きなハイドロ式クレ-ンまで付いている!

オ-ナ-さんは60代の旦那さんと40代の奥さん。この船の前にも船を所有していて、やはり貨物船だったのを、内装きれいにしてより高く売却したとか。

この船も同じようにするつもりで購入したのだが、この歳から取り掛かるにしては大きすぎるプロジェクトと自覚したらしい(笑)。

居住スペ-スはあるので、とりあえずは快適に住めるが・・・彼らは積荷スペ-スに居住用コンテナ-を入れて、広大なアパ-トにするつもりだったらしい。

そのアイデア、素敵だな~と私は思った。

昨今(日本では知らないけど)コンテナ-式の居住スペ-スは流行っているのか?面白いものが沢山ある。

例えば

元々(コンテナ-かは知らないけど)積荷を載せていた船にコンテナ-を積んで居住スペ-スが出来ちゃうって発想がいいじゃないですか。外見はそのまんまカ-ゴ船だけど、中は快適な現代空間って。

夫婦でかなり夢想入りましたが、この案件は場所が凄く悪かった・・・。

停泊所というより、未開発地に停められた作業船の感が否めない周辺環境・・・(笑)。本当にロンドンエアポ-トの滑走路の鼻先に停まっているので、騒音も凄いのでは・・・???まあ、そんなところだったので、停泊料は凄く安かったし、水道か?無料っていってたような・・・(笑)

でも・・・何より、娘の通えそうな学校がなかった。

一番近くて徒歩30分ぐらいかかりそうな感じ(で、学校の評価もわるかった)。

じゃあ、がんばって私立?って思っても、やっぱり近くにない!

夫婦2人だけなら、すごく惹かれる案件だけど・・・子供がいたら難しいね~というのが2人の一致した意見となりました。

 

二艘目は

ハンプトンコ-トのように、島に停泊している。けど、もう少しロンドンに近い、キュ-ガ-デンという王立植物園の近くだと言う。

「島」ということで、私たちはまた猫のことを心配したが、動物はまったく問題ないという(そのオ-ナ-さんも猫飼っていた)。

そうして、とりあえず様子を見に行った旦那からは、その日のうちに電話がかかってきて、

「凄くいいオ-ナ-さんだった。船の内装がパリのわが家に似ていて、何だかほっとしたよ~。早く見においで!」と。

その船が停泊している島はハンプトンコ-トの島より少し大きく、島の中心部は昔ながらの木製ボ-トを修復する大きな木工アトリエが入ってると。

島全体が元々ドックだったのが、廃れ・・・廃墟と化していたのを現在のオ-ナ-さんが整え、ボ-ト停泊所として貸しているとか。

すぐ来いというので、その週末見に行ったら。

確かに大きな緑色の建物があり、中に入るとぷんと木の香りと機材のオイルの匂いがする。アトリエの匂いだ。

この、キュ-ガ-デンの向かい側に位置する街は、昔から船に関係する仕事で栄えた街らしい。

大きな船でテムズ川を上ってきて、ここから小さな船に積み替えて運河を運んで行ったそうです。ロワイヤルカナルという運河の発着点がここなんだって、旦那がいってました。

船舶業も廃れてきて、川沿いは高級エステ-トに変わってきているけれど。

労働者の町だったんだな~と感じる場所は多々ある。

キュ-ガ-デン側はリッチモンドと高級住宅街といった感じで全然違う。でも学校のレベルはいい感じ。同じキャッチメントなので、そっちの方に編入している子もいると船の隣人たちが話してくれた。環境はOKそうだ。

肝心の船は?

そして船もとてもキュ-トだった。

オ-ナ-さんと私たちの趣味がしっくり合うのか、華美ではないけれどシンプルで、船の元の構造の美しさを生かして使っている感じ。きちんと内装しているのだけど、ところどころに鉄の船っぽい壁が残っていたりして、面白い。

このまま住もうと思えば全然無理なくすめるし(これまで見た船は、おじいさんの所有者が多く内装変えないとストレスになりそうな案件が多かった・・・笑)、自分たちで手を入れたければ、色々改良の余地もある。ポトンシャルも残っている。

操縦機器については、それ程良くなく・・・必要最低限らしい。でもこのオ-ナ-さん、オランダでこの船買って(だから船の名前はオランダ語です)、こっちまで運んできたそうなので・・・少なくとも一回はド-バ海峡渡ってる??笑

まあでも、この島に来てから7~8年は動かしてないそうなので・・・エンジンの点検は必須だとか。

これまでいろんな船を見てきたけれど、この船にあった瞬間。ここに住む自分がホントにしっくり想像できた。

私は仕事柄、木工職人さんに合うことも多いので、この木工アトリエの匂いは何となく身近に感じられるし。

旦那も同じだったらしく、ごく自然にここに決めようって二人で思いました。

それが2017年5月のこと。

(ここから購入まで2ヶ月強かかりました。その話も、また・・・)

 

 

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