フランス語とオ-トフォニストの謎

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今日、娘の担任と校長先生との面談がありました。

前回の面談で、他のクラスの子よりもフランス語が遅れているとの指摘を受け、オ-トフォニスト(発声矯正士)に通うよう強く勧められ(言い換えれば強制)・・・今回はその成果についての話し合いでした。

「成果」と言っても、まだ始めて3ヶ月。しかも5月の連休でかなり抜けてしまったので、ト-タル7回しか通ってません。

私的には「それじゃあ判断のしようもない」と思ったのですが、担任の先生曰く、効果は抜群に出ていると・・・

オ-トフォニストとは?

フランスではとてもポピュラ-なテラピーで、言語の習得に問題のある子供たちの発声を矯正するテラピストのことです。実際には、ディスレキシアや、発達障害など、本当に矯正が必要な子供だけでなく・・・少しばかり発音がおかしい(子供にありがちな、なまりとか?)ぐらいでも、親がどんどん通わせる傾向があるように思います。

何故かって、テラピ-の割には・・・かなり保険で返ってくるからだと思います。ぶっちゃけ・・・

うちが通っているオ-トフォニストの場合、60%が国民保険で返って、残りを任意保険が全額負担です。なので、持ち出しゼロ。

ただ、オ-トフォニストがConventioneか、Non conventioneかによって保険の降りる%が違うのでご注意を。Conventioneの場合、政府が決めた料金で診察してくれますが、Non conventioneの場合、自由に決めた診察料なので高めの設定。保険は決められた診察料金(Conventioneの)の60%しかでないし、任意保険もその差額を出してくれたり、くれなかったり、保険内容によって違います。

まあ、私にとっては、成果の曖昧な診療の割には保険負担率の高い・・・不思議なシステムです(笑)。ホメオパシ-と同じく(も、フランスは保険ききますw)・・・

フランスに住む外国人ママの間では、オ-トフォニストは「ハ-フの子は必ず通る道」と言われていますが、日本であまり聞いたことないし。旦那もイギリスでもあんまり聞かないと言ってました。。。フランスだけ???

テラピ-自体はまず、1時間半ほどのテストを受けます。

言葉、というよりアルファベットを並べたモノをどんどん読ませていったり、テラピストについて、長めの文章を暗誦したり、書いてある数字を逆から読んでいったり。お話にあわせて絵の描いてあるカ-ドを並べ替えていくとか。

診断結果は、その場ですぐ口頭で教えてくれましたが、後日キチンと郵送もしてくれました。

曰く、脳の障害や身体的な障害があるようではなく、トリリンガル環境による、言語の遅れでしょう・・・と。

そんなことは分かってます(笑)。

脳や身体に障害があったら、言語以外でも支障をきたしてるでしょうよ。

ボキャブラリ-が足りない、読みと発音が頭の中でまだ連動していない、とのこと。

ボキャブラリ-はやっぱり、ひとつの単語を3ヶ国語で覚えなきゃいけない訳だから・・・1ヶ国語の子と比べたら少なく感じても、X3 なんで。そう考えたら、かなりボキャあるんじゃない?・・・と思ってしまうのですが笑。

あと発音ですが、日本語とフランス語はシステムがかなりちがいます。ひらがなとか、ひとつのサインについて、ひとつの発音ですが・・・フランス語はアルファベットの並び方のバリエ-ションを覚えて、音を覚えていく訳で。。。しかも発音しないアルファベットもいっぱいあるし。最初は難しいんじゃないかな。

別にテラピ-に通うのは全然いいんです。娘はテラピストの先生になついてるし。

まあ、効果にはちょっと懐疑的なんですが・・・やらないよりはやった方がいいに決まってるし。

ただね~。テラピストのやっていることって、ぶっちゃけ・・・丁寧に教えられるお母さんとか、学校の先生なら出来る程度のことなんじゃないの~?と思ってしまうのです。

こう書くと、すごく否定的みたいですが・・・もちろん重要な障害がある場合はきちんと専門家に見てもらえる方が良いに決まってる。でもうちのように3ヶ国語って事以外は、いたって普通の子の場合、ついついそう思っちゃうわけです。

娘を診てくれるオ-トフォニストを探していた時、「障害・どもりの矯正はしません」と豪語するオ-トフォニストがいて、それは違うだろ~と。

なんかな、専門家なんじゃないの?

それに、学校の先生も先生だな~と思うのです。娘のクラスでも4~5人通っているらしいですが、何かこう・・・先生の授業のリズムについていけない子を、簡単に外部の人に丸投げしてる感が否めないのです。

娘の担任は若い女性の先生なのですが・・・「もうちょっと努力できませんか?」と、のどの所まで出掛かって・・・(笑)。子供に教えるのがあなたの仕事でしょうよ。そりゃ、生徒の数がおおいのは分かりますが・・・

それにしたって、日本の(私が子供の頃の)先生に比べたら、明らかに他人事(笑)。

私が子供の頃は・・・毎朝、漢字のテストがあって、そこで80点以上取らないと、放課後100点とるまでやらされたよ。今思うと、先生大変だっただろうな~。でも今、親目線でみると・・・なんていい先生だったんだろう(笑)!!!あの頃はただ面倒で嫌いだったけど。

うちの場合、フランス語に関しては、私も旦那も外国人なので、教えるのに適してるとは言いがたい・・・(笑)。

だからね、オ-トフォニストいいんですけどね。何だか、猫も杓子もオ-トフォニストって。そこまで持ち上げる価値、あんのかしらって???

娘のフランス語が伸びた!と担任の先生は仰ってましたが・・・フランス語に集中するため、日本語の宿題やら、英語の習得を後回しにしている訳で・・・

すべての成長がオ-トフォニストのおかげとはいえない面もあるし。

娘も「習う」という行為に関して慣れてきたっているのもあると思うし。だって「お勉強」が始まったのは、ホントに去年の9月から。モノを習うのにしたって、慣れは必要でしょうよ~。

 

ちなみに今週、ロンドンの学校について調べていたら、これから住む予定の場所の市役所から、イギリスでは公立校でも、英語が第一言語ではない子のサポ-トシステムが普通にあるらしい。

フランスにはないシステムですね。楽しみです。

 

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